01th 1月
2019年の抱負~スポーツ×ソーシャルの視点を大切に~
新年明けまして、おめでとうございます。
※2018年の振り返りはこちら
今年きゅぽらスポーツコミュニティは、
おかげさまで9年目を迎えます。
これまでの取り組みでは、
20代から40代の運動習慣の低い世代を主とした活動や、
小学生前後の子供世代と親世代との交流、あそびのレパートリー
などを、他のクラブにない取り組みとして評価いただいておりありがとうございます。

そしてもう一つは、
ソーシャルの視点を期待している方が集まってこその
きゅぽらスポーツコミュニティだと考えています。
活動の意義や役割が、
少しずつ変化してきていることを
肌で感じていますが、
スポーツを通じて
社会課題の解決につながることや社会的価値を創出する
という視点は変わらず大切にしたいと思っています。

一方で、ちゃんと職業になり得るかは、
難しい岐路にきているとも感じています。
スポーツをボランティアでやるか、
(営利非営利問わず)事業としてやるか
という時に、
ここ最近、事業としてやるケース・担い手が
増えてきたとは思いますが、
まだまだボランティアでやるものいう
認識が根強くあると思います。
事業としてやる意義には、
一般的に雇用創出や継続性の担保が挙げられますが、
個人的には、
・かゆいところに手が届くようにする
(今まで吸い上げられなかったニーズを拾う)
・行政が手をつけられない領域に踏み込む
(多世代交流なども一つのテーマ)
ことが可能になると思っておりますので、
その点での差別化や可視化(発信)ができればと考えています。
そして2019年は下記のことに重点的に取り組む予定です。
1.目指す指標(数値)に関して
コミュニティスポーツの活動は、
初参加者300名、リピート300名の実参加者600名と、
満席率80%、リピート率50%を出せるよう、
安心感とワクワクを提供できるコミュニティにします。
また、30団体とのコラボを目指し、
子ども向けの活動に関しても改善を繰り返すことで
新たな付加価値を生み出します。
2.新しい事業の柱をつくる
新しい事業の柱になり得る可能性として
3つのことにチャレンジしていきます。(自らの実績をベースにする)
(1)ボールの投げ方コンテンツの充実
これまで単発でボールの投げ方教室というのを
小学校などで実施させていただきましたが、
単発でやって上達できる子は
一部に限られるため、
自宅でもできる練習メニューを動画で提供する他、
継続して取り組むためのツールや、手厚いサポートを通じて
新しい解決策を提示・発信したいと思っています。
(2)運動を習慣化できるノウハウ・ツール・環境を提供する
初参加者の皆さんに
「コミュニティを通じてどうなれたら満足か」という質問を
アンケート形式でさせていただいておりますが、
「運動不足を感じず健康的な生活がおくれている」
にチェックをする方が最も多いという状況があります。
ただ平日も含め、
「運動を習慣化する」ことは、
一人では難しいと思いますし、
生活における優先順位が
下がりやすい傾向にあると思いますので、
コミュニティの力で解決できる仕掛けを
つくれればと考えています。
(3)スポーツ事業者・地域事業者向けのコンテンツ提供
以前から、
【スポーツ×地方創生×ソーシャルビジネス オンラインコミュニティ】
というfacebookグループを運営していますが、
定期的に新しいメンバーが入っていただいている状況で、
スポーツ×地方創生の関心の高さを実感しています。
ただし、事業をする上では、
どんな事業をやるにも必要となるビジネススキルがあります。
情報発信もそのスキルの一つになりますが、
これまで経営者のコミュニティに入るなどして
投資して習得したことをアウトプットする場をつくっていければと考えています。
3.新しい可能性を模索する
これは日頃から意識していることではありますが、
新しい可能性は常に模索したいと思いますし、
理想として、
月に1回はプレスリリースを出すような話題性を
つくれればと思っています。
そのあたりは、2018年7月に新たに設立したまちづくり会社
NCS株式会社のメンバーとも連携しながら進めていきたいと思います。



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